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Zope/Plone のインストールについて

Zope は、スクリプト言語「Python」で記述されたWebアプリケーション・サーバです。
Webサーバ内蔵で、すべての操作・開発・管理がブラウザだけでおこなえます。ダイナミックWebサイトがきわめて高速に開発でき、また柔軟な変更が可能です。

ここでは、Zope 2.9.4 および Plone 2.5 のインストール方法について説明します。
なお、Plone を利用されない場合には、5. および 7. の作業は行われなくてかまいません。

※ 各設定内容に関しては Linux の専門知識が必要になる場合があります。

対象

  • カスタムサーバー

設定手順

1. サーバーへのログイン

Rails のインストールには、root 権限でのコマンドライン作業が必要となります。
SSH による作業について」のページをご覧になり、サーバーにログイン後 root 権限に切替えてください。

2. Python 2.4.3 のインストール

Zope 2.9.4 では Python 2.4.2 以降が必要となりますが、CentoOS4 標準の Python のバージョンは 2.3.4 のため、Python のバージョンアップが必要になります。しかしながら、Python はシステムでも利用されているためバージョンの変更は難しいので、Zope 用に Python 2.4.3 のパッケージをご用意しております。

作業内容

  1. yum コマンドで Python 2.4.3 をインストールする
    yum install --enablerepo=ymc_addons -y python24 python24-devel python24-PIL

実行例

[root@www ~]# yum install --enablerepo=ymc_addons -y python24 python24-devel pyt
hon24-PIL
Setting up Install Process
Setting up repositories
・・・中略・・・
Installed: python24.i386 0:2.4.3-8.YMCcentos.3 python24-PIL.i386 0:1.1.5-1.YMCce
ntos.2 python24-devel.i386 0:2.4.3-8.YMCcentos.3
Dependency Installed: tix.i386 1:8.1.4-98 tkinter24.i386 0:2.4.3-8.YMCcentos.3
Complete!
[root@www ~]# 

※ インストールされるバージョン等は実行例と異なる場合があります

3. gcc のインストール

Zope のインストールには C コンパイラが必要となりますので、gcc をインストールします。
すでに gcc をインストール済みの場合には、この作業は必要ありません。

  1. yum コマンドで gcc をインストールする
    yum install -y gcc

実行例

[root@www ~]# yum install -y gcc
Setting up Install Process
Setting up repositories
・・・中略・・・
Installed: gcc.i386 0:3.4.5-2
Dependency Installed: cpp.i386 0:3.4.5-2 glibc-devel.i386 0:2.3.4-2.19 glibc-hea
ders.i386 0:2.3.4-2.19 glibc-kernheaders.i386 0:2.4-9.1.98.EL
Complete!
[root@www ~]# 

※ インストールされるバージョン等は実行例と異なる場合があります

4. Zope のインストール

Zope のインストールは、以下の内容で行うものとします。

インストールディレクトリ /usr/Zope-2.9
インスタンス実行ユーザー名 zope
インスタンスディレクトリ /home/zope
初期ユーザー名 admin
初期ユーザーパスワード (任意)
  1. インスタンス実行ユーザーの zope を作成する
    useradd zope
  2. Zope のパッケージをダウンロードする
    作業のため /tmp ディレクトリに移動し、Zope のパッケージをダウンロードします。説明を簡単にするために弊社サーバーにミラーしたものを利用します。
    ここでは Plone 2.5 に対応した Zope 2.9.4 を利用しますが、Plone をご利用になられる場合には対応するバージョンにお気をつけください。
    cd /tmp
    wget -q http://archive.ymc.ne.jp/mirror/source/Zope-2.9.4-final.tgz
  3. ダウンロードした Zope を展開しコンパイルする
    tar zxf Zope-2.9.4-final.tgz
    cd Zope-2.9.4-final
    ./configure --prefix=/usr/Zope-2.9 --with-python=/usr/bin/python24
    make
  4. Zope のインストールとインスタンスの作成を行う
    コンパイルした Zope のインストールとインスタンスの作成を行います。インスタンス作成時にディレクトリ、初期ユーザー情報の入力が必要になります。
    make install
    su -c /usr/Zope-2.9/bin/mkzopeinstance.py zope
  5. 作業ファイルを削除する
    cd /tmp
    rm -rf Zope-2.9.4-final  Zope-2.9.4-final.tgz
  6. インスタンスの実行ユーザーを変更する
    Zope の設定ファイル、/home/zope/etc/zope.conf の effective-user の行のコメントを外し、実行ユーザーとして zope を設定してください。
    変更前)#    effective-user chrism
    変更後)    effective-user zope

実行例

[root@www ~]# useradd zope
[root@www ~]# cd /tmp
[root@www tmp]# wget -q http://archive.ymc.ne.jp/mirror/source/Zope-2.9.4-final.
tgz
[root@www tmp]# tar zxf Zope-2.9.4-final.tgz
[root@www tmp]# cd Zope-2.9.4-final
[root@www Zope-2.9.4-final]# ./configure --prefix=/usr/Zope-2.9 --with-python=/u
sr/bin/python24

Using Python interpreter at /usr/bin/python24

Configuring Zope installation

  - Zope top-level binary directory will be /usr/Zope-2.9.
  - Makefile written.

  Next, run make.

[root@www Zope-2.9.4-final]# make
・・・中略・・・

Zope built. Next, do 'make install' (or 'make instance'
to run a Zope instance directly from the build directory).

[root@www Zope-2.9.4-final]# make install
・・・中略・・・

Zope binaries installed successfully.
Now run '/usr/Zope-2.9/bin/mkzopeinstance.py'
[root@www Zope-2.9.4-final]# su -c /usr/Zope-2.9/bin/mkzopeinstance.py zope
Please choose a directory in which you'd like to install
Zope "instance home" files such as database files, configuration
files, etc.

Directory: /home/zope
Please choose a username and password for the initial user.
These will be the credentials you use to initially manage
your new Zope instance.

Username: admin
Password:
Verify password:
[root@www Zope-2.9.4-final]# cd /tmp
[root@www tmp]# rm -rf Zope-2.9.4-final  Zope-2.9.4-final.tgz
[root@www tmp]# vi /home/zope/etc/zope.conf
[root@www tmp]#

5. Plone のインストール

Plone のインストールは、以下の内容で行うものとします。

インストールディレクトリ /usr/Plone-2.5
追加プロダクト jaMailHost
プロダクトの登録方法 インストールディレクトリからのリンク

作業内容

  1. Plone のパッケージと追加プロダクトをダウンロードする
    作業のため /tmp ディレクトリに移動し、Plone のパッケージと追加プロダクトをダウンロードします。説明を簡単にするために弊社サーバーにミラーしたものを利用します。
    cd /tmp
    wget -q http://archive.ymc.ne.jp/mirror/source/Plone-2.5.tar.gz
    wget -q http://archive.ymc.ne.jp/mirror/source/jaMailHost-0.4.4.tgz
  2. Plone パッケージと追加プロダクトをインストールする
    ダウンロードした Plone パッケージと追加プロダクトを展開し、インストールします。なお、Zope 2.9.4 では Five プロダクトは不要なので削除します。
    tar zxf Plone-2.5.tar.gz
    cp -a Plone-2.5 /usr/
    rm -rf /usr/Plone-2.5/Five/
    tar zxf jaMailHost-0.4.4.tgz
    cp -a jaMailHost /usr/Plone-2.5/
  3. Plone 関連のプロダクトをインスタンスに登録する
    インストールしたプロダクトをインスタンスに登録します。プロダクトの登録はファイルをコピーするのではなくリンクを利用します。
    for d in /usr/Plone-2.5/*
    do
    test -d $d && ln -s $d /home/zope/Products/
    done
  4. 作業ファイルを削除する
    rm -rf jaMailHost  jaMailHost-0.4.4.tgz  Plone-2.5  Plone-2.5.tar.gz

実行例

[root@www tmp]# wget -q http://archive.ymc.ne.jp/mirror/source/Plone-2.5.tar.gz
[root@www tmp]# wget -q http://archive.ymc.ne.jp/mirror/source/jaMailHost-0.4.4
.tgz
[root@www tmp]# tar zxf Plone-2.5.tar.gz
[root@www tmp]# cp -a Plone-2.5 /usr/
[root@www tmp]# rm -rf /usr/Plone-2.5/Five/
[root@www tmp]# tar zxf jaMailHost-0.4.4.tgz
[root@www tmp]# cp -a jaMailHost /usr/Plone-2.5/
[root@www tmp]# for d in /usr/Plone-2.5/*
> do
> test -d $d && ln -s $d /home/zope/Products/
> done
[root@www tmp]# rm -rf jaMailHost  jaMailHost-0.4.4.tgz  Plone-2.5  Plone-2.5.ta
r.gz
[root@www tmp]#

6. Zope の起動と設定

Zope のインストールと Plone のプロダクトの登録が完了しましたら、Zope を起動し、正常に動作しているか確認をしてください。
初期状態での Zope と Zope の管理画面(ZMI: Zope Management Interface)のURLは、以下のようになります。

Zope トップページ http://www.(お客様ドメイン名):8080/
Zope 管理画面(ZMI) http://www.(お客様ドメイン名):8080/manage
管理画面の文字コード utf-8

作業内容

  1. zopectl コマンドを利用し、Zope のインスタンスを起動する
    /home/zope/bin/zopectl start
  2. ブラウザで Zope のトップページにアクセスする
    初回の起動時は、アクセスが可能になるまで若干時間がかかる場合がありますのでご注意ください。
    https://customer.ymc.ne.jp/custom/guide/images/zope/ZopeQuickStart.png
  3. 管理画面にログインする
    Zope 管理画面へはインスタンスのインストールを行った際に設定した初期ユーザー情報でログインが可能です。
    https://customer.ymc.ne.jp/custom/guide/images/zope/ZopeZMITop.png
  4. 管理ツールの文字コードを変更する
    Zope で日本語を正しく扱うために、プロパティの設定をします。[Properties] タブをクリックし、Name に 「management_page_charset」、Value に「utf-8」を入力し、[Add] ボタンをクリックします。
    https://customer.ymc.ne.jp/custom/guide/images/zope/ZopeZMIProp.png

実行例

[root@www ~]# /home/zope/bin/zopectl start
daemon process started, pid=3444
[root@www ~]#

7. Plone サイトの登録

Plone は Zope 管理画面でサイトの登録を行うことで利用できるようになります。
ここでは、以下の内容でサイト登録を行います。

Id plone
Title Portal
Description (なし)
Plone サイト http://www.(お客様ドメイン名):8080/plone

作業内容

  1. Zope 管理画面を開く
    Zope 管理画面にログインし、[Contents] タブをクリックします。
    https://customer.ymc.ne.jp/custom/guide/images/zope/ZopeZMITop.png
  2. [Add] ボタンの横のリストボックスから、「Plone Site」を選択し、[Add] ボタンをクリックする
    https://customer.ymc.ne.jp/custom/guide/images/zope/PloneAdd.png
  3. Id, Title, Description を記入し、[Add Plone Site] ボタンをクリックする
    なお、この画面では英数字のみしか利用できませんので、実際のサイト名・説明等はサイトの登録後に行ってください。
    https://customer.ymc.ne.jp/custom/guide/images/zope/PloneConfig.png
  4. Zope 管理画面に「plone(Portal)」が追加されているのを確認する
    https://customer.ymc.ne.jp/custom/guide/images/zope/ZopeZMIPlone.png
  5. MailHost の設定を変更する
    メール送信時の文字コードの変換を行うために、jaMailHost の設定を行います。
    管理画面の「plone(Portal)」をクリックし、さらに「MailHost」をクリックすると設定画面が表示されるので、Title に「utf-8」を入力し、[Save Changes] をクリックします。
    https://customer.ymc.ne.jp/custom/guide/images/zope/PloneMailHost.png
  6. Plone サイトが表示されることを確認する
    登録画面の Id で入力した内容で URL が決まりますので、plone 以外を入力された場合にはそれにあわせて URL を変更してください。
    https://customer.ymc.ne.jp/custom/guide/images/zope/PloneTop.png


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