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送信メールサーバーのご利用について

CentOS 4.4 では、送信メールサーバーとして sendmail 8.13.1 が採用されています。標準状態で自動起動設定を行っておりますが、ご利用ドメインの設定や不正利用防止対策等が必要となります。
また、ご利用中のプロバイダによっては、サブミッションポートを利用しないとメール送信が行えない場合がございます。弊社では、利便性が高くセキュアな運用が可能なサブミッションポートでの送信メールサーバーのご利用をおすすめしております。

ここでは説明の便宜上「送信メールサーバー」という表現をしておりますが、sendmail は MTA(Message Transfer Agent) として動作いたします。
正常に設定できていない場合、他のサーバー(ドメイン)間とのメールの送受信ができなくなるばかりか、迷惑メール(スパム)送信の踏み台として利用されるなど不正利用の原因となります。設定には十分注意してください。

ご契約ドメインで利用するための設定について

ご契約ドメインで利用するためには設定ファイル /etc/mail/sendmail.cf などを修正する必要があります。しかしながら sendmail.cf の設定は非常に複雑なため、/etc/mail/sendmail.mc ファイルを修正し sendmail.mc ファイルから sendmail.cf ファイルを作成します。
以下の手順に従って、sendmail.cf ファイルを作成してください。作成した内容を有効にするには、sendmail の再起動が必要になります。

作業手順

  1. サーバードメイン名の登録
    /etc/mail/local-host-names にご契約ドメイン名を追加します。通常は、hostname コマンドを利用できますが、正しい内容が設定されていない場合には修正してください。
    hostname -d >> /etc/mail/local-host-names
  2. 外部からのメール受信を許可する
    /etc/mail/sendmail.mc の DAEMON_OPTIONS の Port=smtp の設定を変更します。
    変更前) DAEMON_OPTIONS(`Port=smtp,Addr=127.0.0.1, Name=MTA')dnl
    変更後) DAEMON_OPTIONS(`Port=smtp, Name=MTA')dnl
  3. サブミッションポートを有効にする
    /etc/mail/sendmail.mc の DAEMON_OPTIONS の Port=submission の設定を変更します。
    変更前) dnl DAEMON_OPTIONS(`Port=submission, Name=MSA, M=Ea')dnl
    変更後) DAEMON_OPTIONS(`Port=submission, Name=MSA, M=Ea')dnl
  4. SMTP-Auth を有効にする
    /etc/mail/sendmail.mc の TRUST_AUTH_MECHdefine の confAUTH_MECHANISMS の設定を変更します。
    変更前) dnl TRUST_AUTH_MECH(`EXTERNAL DIGEST-MD5 CRAM-MD5 LOGIN PLAIN')dnl
    変更前) dnl define(`confAUTH_MECHANISMS', `EXTERNAL GSSAPI DIGEST-MD5 CRAM-MD5 LOGIN PLAIN')dnl
    変更後) TRUST_AUTH_MECH(`EXTERNAL DIGEST-MD5 CRAM-MD5 LOGIN PLAIN')dnl
    変更後) define(`confAUTH_MECHANISMS', `EXTERNAL GSSAPI DIGEST-MD5 CRAM-MD5 LOGIN PLAIN')dnl
  5. sendmail.cf を作成する
    make コマンドで sendmail.cf を作成します。
    make -C /etc/mail
  6. sendmail と saslauthd を起動する
    service コマンドで sendmail と saslauthd を起動します。すでに起動している場合には、start を restart として実行してください。
    service sendmail restart
    service saslauthd start

実行例

[root@www ~]# hostname -d >> /etc/mail/local-host-names
[root@www ~]# cat /etc/mail/local-host-names
# local-host-names - include all aliases for your machine here.
('''お客様ドメイン名''')
[root@www ~]# vi /etc/mail/sendmail.mc
[root@www ~]# make -C /etc/mail
make: Entering directory `/etc/mail'
make: Nothing to be done for `all'.
make: Leaving directory `/etc/mail'
[root@www ~]# service sendmail restart
Shutting down sendmail:                                    [  OK  ]
Shutting down sm-client:                                   [  OK  ]
Starting sendmail:                                         [  OK  ]
Starting sm-client:                                        [  OK  ]
[root@www ~]# service saslauthd start
Starting saslauthd:                                        [  OK  ]
[root@www ~]#

開始・停止・再起動について

設定ファイルを変更した場合や、サーバーが過負荷になった場合など、送信メールサーバーの停止や再起動が必要な場合があります。そのような場合には、サーバーにログインし root 権限で service コマンドを実行することにより、停止や再起動が可能です。
なお、サブミッションポートを利用して送信する場合 SMTP-AUTH が有効となっておりますので、sendmail 以外に認証システムとして saslauthd も動作させる必要があります。忘れずに作業してください。

sendmail

開始 service sendmail start
停止 service sendmail stop
再起動 service sendmail restart

saslauthd

開始 service saslauthd start
停止 service saslauthd stop
再起動 service saslauthd restart
再読込み service saslauthd reload

動起動設定について

標準状態で自動起動設定は行っておりませんので、送信メールサーバーとして利用する場合には自動起動設定が必要となります。サーバーにログインし、root 権限で chkconfig コマンドを実行することにより自動起動の設定が可能です。
なお、自動起動設定を変更しても、サーバーは起動・停止はしません。設定変更と同時にサーバーの起動・停止が必要な場合には service コマンドによる起動・停止を行ってください。

sendmail

自動起動を 有効 にする chkconfig sendmail on
自動起動を 無効 にする chkconfig sendmail off

saslauthd

自動起動を 有効 にする chkconfig saslauthd on
自動起動を 無効 にする chkconfig saslauthd off

自動起動設定が 無効 の場合、再起動前に送信メールサーバーが利用できていても、再起動後は送信メールサーバーの利用ができなくなります。



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